スタッフブログ
股関節の痛みの原因と症状について
皆さんこんにちは!
本日は股関節についてのブログを書いていこうと思います。
股関節は、体の中でも特に重要な関節の一つであり、歩く・立つ・座るなどの基本的な動作に関わっています。
そのため、股関節に痛みが生じると、日常生活に大きな影響を及ぼします。
本記事では、股関節の痛みの原因や症状について簡単に解説します。
股関節の痛みの主な原因
①変形性股関節症
変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減ることで起こる疾患です。
加齢や過度な負荷が原因となり、痛みや可動域の制限が生じます。
特に、日本人女性に多いとされており、先天性股関節脱臼や発育性股関節形成不全の既往がある人はリスクが高まります。
②関節リウマチ
自己免疫疾患の一つである関節リウマチは、股関節の炎症を引き起こし、痛みや腫れを伴うことがあります。
進行すると関節の変形や機能障害を引き起こすため、早期の診断と治療が重要です。
③大腿骨頭壊死症
大腿骨の先端部分(骨頭)が壊死してしまう病気で、突然の激しい痛みが特徴です。
原因は不明な場合もありますが、ステロイド薬の長期使用やアルコールの過剰摂取が関与していることが知られています。
④筋肉や腱の炎症(腸腰筋炎、梨状筋症候群など)
股関節周辺の筋肉や腱が炎症を起こすことで痛みを引き起こすことがあります。
長時間の座り仕事や運動不足が原因となることが多く、適切なストレッチや筋力トレーニングが予防に効果的です。
⑤股関節唇損傷
股関節の関節唇(かんせつしん)が損傷すると、鋭い痛みや違和感が生じます。
スポーツや過度な負荷が原因で発生しやすく、場合によっては手術が必要になることもあります。
股関節の痛みの主な症状
股関節の痛みは、原因によって異なる特徴を持っています。代表的な症状をいくつか紹介します。
①歩行時の痛みや違和感
変形性股関節症や大腿骨頭壊死症では、歩くときに痛みを感じることが多いです。
初期段階では動き始めの痛みが強く、休むと軽減することがありますが、進行すると持続的な痛みに変わります。
②立ち上がるときの痛み
椅子から立ち上がる際に股関節が痛む場合、関節や筋肉の炎症が原因であることが考えられます。
特に、長時間座った後に痛みを感じる場合は、股関節周囲の柔軟性低下が関係している可能性があります。
③股関節の可動域の制限
関節リウマチや変形性股関節症では、股関節の可動域が狭くなり、足を大きく開いたり曲げたりする動作が困難になります。
進行すると、日常生活の動作に支障をきたすこともあります。
④鼠径部(そけいぶ)の痛み
股関節の痛みは、股関節そのものではなく、鼠径部(太ももの付け根)に痛みとして現れることがあります。
特に、股関節唇損傷や変形性股関節症では、鼠径部の痛みが特徴的です。
⑤寝ているときの痛み(夜間痛)
股関節の痛みが夜間に強くなる場合は、大腿骨頭壊死症や関節リウマチの可能性が考えられます。
特に、大腿骨頭壊死症では、安静時でも強い痛みを感じることがあります。
まとめ
股関節の痛みにはさまざまな原因があり、それぞれ特徴的な症状を伴います。痛みが続く場合は、単なる疲労ではなく病気が関与している可能性があるため、早めに医療機関へ受診することが大切です。
また、普段から股関節に負担をかけすぎないように意識し、適度な運動やストレッチを取り入れることで予防につながります。
股関節の健康を守るために、自分の体のサインに耳を傾け、適切なケアを心がけましょう。
お問い合わせはこちら
HOME
アクセス・料金
症状別メニュー【ケガ】
交通事故施術メニュー
最新ブログ記事
- 2025年3月17日 五井内房整骨院が教える冬の冷え性対策とセルフケア
- 2025年3月10日 交通事故によるむちうち症の治療方法
- 2025年2月28日 シンスプリントとは?原因・症状・予防法を解説!