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足底筋膜炎の原因と症状について
皆さんこんにちは!
今日は足底筋膜炎についてのブログを書いていこうと思います。
そもそも足底筋膜炎とは?
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)は、足の裏にある「足底筋膜」と呼ばれる組織が炎症を起こし、かかとや土踏まずに痛みが生じる疾患です。特に朝起きた直後や長時間座った後の歩き始めに痛みが強くなるのが特徴です。ランニングや長時間の立ち仕事をする人に多く見られますが、加齢や足の構造の問題によっても発症することがあります。
足底筋膜炎の主な原因
①足底筋膜への過度な負担
足底筋膜は、足のアーチを支え、衝撃を吸収する重要な役割を担っています。
しかし、長時間の立ち仕事やランニング、ジャンプを伴うスポーツなどで過剰な負荷がかかると、繰り返しダメージを受けて炎症が起こります。
②足のアーチの異常(扁平足・ハイアーチ)
足のアーチが低い扁平足の人は、足底筋膜が常に引っ張られるため炎症を起こしやすくなります。
逆に、アーチが高すぎるハイアーチの人も衝撃をうまく吸収できず、足底筋膜にストレスがかかることで発症しやすくなります。
③加齢による組織の劣化
年齢を重ねると足底筋膜の柔軟性が低下し、衝撃を吸収する力が弱まります。
その結果、小さな負荷でも炎症が起こりやすくなります。
特に40代以降の人に多く見られるのが特徴です。
④不適切な靴の使用
クッション性の低い靴や、サイズが合わない靴を履いていると、足底筋膜に余計な負担がかかります。
特に硬い地面を歩く機会が多い人は、クッション性のある靴を選ぶことが重要です。
⑤体重の増加
体重が増えると、足底筋膜にかかる負担も増加します。
特に急激な体重増加があると、筋膜が耐えられなくなり炎症が発生しやすくなります。
足底筋膜炎の主な症状
①かかとの痛み
最も特徴的な症状は、かかとの痛みです。
特に朝起きた直後や、長時間座った後の最初の一歩で強い痛みを感じることが多いです。
歩き続けると痛みが和らぐこともありますが、酷くなると一日中痛みが続くこともあります。
②足の裏の違和感やこわばり
炎症が進行すると、かかとだけでなく土踏まず全体に違和感やこわばりを感じることがあります。
特に足を伸ばしたり、指を反らせると痛みが強くなることがあります。
③運動後の痛みの悪化
スポーツや長時間の歩行後に痛みが増すことがあります。
特に運動後のケアを怠ると、痛みが慢性化しやすくなります。
まとめ
足底筋膜炎は、足底筋膜に繰り返し負荷がかかることで発症し、特にかかとや土踏まずに痛みを引き起こします。
原因としては、過度な運動、不適切な靴の使用、足のアーチの異常、加齢、体重増加などが挙げられます。
早期のケアを行わないと慢性化することもあるため、適切な靴を選ぶ、ストレッチを行う、足の負担を減らすなどの対策が重要です。
もし痛みが長引く場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けることをおすすめします。
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