年齢を重ねると、私たちの骨は少しずつ脆くなりやすくなります。

この骨の密度が減少し、骨がもろくなる状態を「骨粗鬆症」と言います。

特に閉経後の女性はホルモンバランスの変化から骨が弱くなりやすく、骨折のリスクが高まります。

しかし、適切な予防と管理を行うことで、骨粗鬆症のリスクを軽減し、健康な骨を保つことが可能です。

ここでは、五井内房整骨院がおすすめする骨粗鬆症予防と管理のための方法をご紹介します。

骨粗鬆症の原因とリスク

骨は新陳代謝を繰り返し、古い骨が分解され新しい骨が生成される「骨リモデリング」というサイクルで成り立っています。

しかし、加齢とともに骨の再生が追いつかなくなり、骨密度が低下します。

また、以下の要因が骨粗鬆症のリスクを高めます：

• 加齢：特に50歳以降は骨密度が急速に減少しやすくなります。
• 閉経後の女性：エストロゲンの低下が骨密度の低下に影響を与えます。
• 栄養不足：特にカルシウムとビタミンDの不足が骨密度低下の原因になります。
• 運動不足：骨は負荷がかかることで強化されるため、運動不足は骨粗鬆症の要因になります。

骨粗鬆症の予防方法

骨粗鬆症の予防には、日常生活で取り組める方法がいくつかあります。

①バランスの良い栄養摂取

骨の健康を維持するために重要なのが、カルシウムやビタミンD、タンパク質の摂取です。

• カルシウム：牛乳や乳製品、小魚、野菜（特に葉物野菜）などに多く含まれ、骨の主成分となります。
• ビタミンD：ビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。日光浴や、魚（特にサケやサバ）、卵黄などから摂取しましょう。
• タンパク質：骨の構成にも必要なため、肉、魚、大豆製品を適量摂取することが大切です。

②適度な運動

骨粗鬆症の予防には、骨に適度な負荷をかける運動が効果的です。

• ウォーキングやランニング：これらの運動は骨に適度な刺激を与え、骨密度の低下を防ぐのに役立ちます。
• 筋力トレーニング：特に足や背中の筋肉を鍛えることで、姿勢を保ちやすくし、骨折のリスクを下げることができます。
• バランストレーニング：転倒による骨折予防のために、片足立ちやヨガなどのバランス運動を取り入れるのも効果的です。

③日光浴

ビタミンDを体内で生成するためには、日光を浴びることが重要です。毎日15～30分程度、直接日光に当たることで、体内のビタミンDが活性化し、カルシウムの吸収が促進されます。

骨粗鬆症の管理方法

すでに骨粗鬆症の診断を受けた場合でも、適切な管理を行うことで進行を遅らせ、骨折リスクを低減できます。

①定期的な骨密度検査

骨粗鬆症の早期発見には骨密度検査が役立ちます。特に閉経後の女性や、リスクが高い方は定期的に検査を受けることで、早期の予防策がとれます。五井内房整骨院では、健康診断や地域の医療機関と連携し、骨密度検査の受診をサポートいたします。

②生活習慣の改善

骨粗鬆症の進行を抑えるために、日常生活で次の点に気をつけましょう。

• 禁煙と節酒：喫煙や過度なアルコール摂取は骨の健康を損なう要因となります。
• 転倒防止：転倒は骨折の主な原因です。家の中の段差を減らしたり、床が滑らないように工夫することも大切です。

③医療機関での治療とサポート

重度の骨粗鬆症には、医師からの治療も重要です。ビタミンDやカルシウムのサプリメントを使用する場合もありますし、骨の再生を促進する薬の処方も受けられることがあります。また、五井内房整骨院では、骨粗鬆症の予防や管理に役立つ運動指導やアドバイスを行っており、体の負担を減らしながら骨の健康をサポートします。

まとめ

骨粗鬆症は、適切な予防と管理を行うことで進行を遅らせ、骨折のリスクを減らすことができます。

特に食事、運動、生活習慣の見直しが重要です。

五井内房整骨院では、個々の健康状態に合わせたアドバイスを行い、皆様の骨の健康をサポートしています。

定期的な骨密度のチェックと日々のセルフケアを意識し、長く健康で活動的な生活を楽しみましょう。